【妊娠中の食事バランスチェック】栄養・量・タイミングを見直して赤ちゃんと自分を守ろう!

妊娠すると、赤ちゃんの成長を支えるために「食事の見直し」がとても大切になります。でも、つわりや食欲の変化で「ちゃんと食べられてるかな?」「この食事で足りてる?」と不安になることも多いですよね。
この記事では、妊娠中のママたちが知っておきたい「食事バランスの基本」から、栄養素ごとのチェックポイント、1日の目安量、時期別のポイントまでを分かりやすく解説します。
妊娠初期・中期・後期、それぞれの体と心に合った「バランスのとれた食事」の考え方を一緒に見直してみましょう。
妊娠中の「バランスの良い食事」とは?
まずは基本の確認から。「バランスの良い食事」とは、主食・主菜・副菜を組み合わせて、栄養素をまんべんなく摂ることです。
- 主食:ごはん・パン・麺など(エネルギー源)
- 主菜:肉・魚・卵・大豆製品(たんぱく質)
- 副菜:野菜・きのこ・海藻など(ビタミン・ミネラル・食物繊維)
この3つに加え、乳製品や果物を適度に取り入れることも大切です。妊娠中は、普段よりも鉄分・葉酸・カルシウム・たんぱく質などの摂取が特に重要になります。
妊娠初期:食べられない時期の工夫がカギ
妊娠初期(〜15週ごろ)は、つわりで食べられないことも多く、食事バランスを気にする余裕がないことも…。
でも、焦らなくて大丈夫。初期は「栄養よりも食べられること」を優先してOKです。
つわり時期におすすめの食べ方
- 少量をこまめに:1日3食にこだわらず、5〜6回に分けて少しずつ食べる
- におい対策:温めずに食べられる冷たいおかずや、フルーツなどで対応
- 飲み物から栄養を:果汁100%ジュース、野菜ジュース、スムージーも活用
どうしても食べられない日が続くときは、葉酸サプリや栄養補助食品も取り入れて体力をサポートしましょう。

妊娠中期:安定期に入ったら「量と質のバランス」を
安定期(16週〜27週ごろ)に入ると、体調も落ち着きやすくなり、食欲も戻ってくる時期です。この時期に意識したいのは「適切な量と質」です。
栄養素ごとの目安(中期)
| 栄養素 | 1日の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| たんぱく質 | +10g | 肉・魚・卵・豆腐で補給 |
| 鉄分 | +2.5mg | レバー・ひじき・小松菜 |
| カルシウム | +150mg | 牛乳・ヨーグルト・小魚 |
| 葉酸 | +240μg | ブロッコリー・ほうれん草・納豆 |
体重管理も気になる時期ですが、必要な栄養が不足すると赤ちゃんの発育に影響することもあるので、「食事を抜くダイエット」はNGです。
妊娠後期:赤ちゃんの成長ラストスパート
妊娠後期(28週以降)は、赤ちゃんの体重がぐんと増える大切な時期。ママの体にもむくみ・貧血・便秘などの症状が出やすくなるため、食事内容を少し見直すタイミングです。
意識したいポイント
- 鉄分をしっかり:レバーや大豆、鉄分強化シリアルなどもおすすめ
- むくみ予防にカリウム:バナナ・じゃがいも・きゅうりなど
- 便秘対策に食物繊維:玄米・根菜・わかめ・寒天など
また、胃が圧迫されて一度にたくさん食べられないこともあるので、「少量ずつ、回数を増やす」ことで栄養不足を防ぎましょう。
妊娠中の食事チェックリスト|あなたはいくつ当てはまる?
ここで一度、自分の食生活をチェックしてみましょう。以下の項目にいくつ当てはまりますか?
- 主食・主菜・副菜を毎食そろえている
- 野菜は1日350g以上を意識している
- 魚・豆腐・卵などのたんぱく質を意識して摂っている
- 果物を1日1〜2回取り入れている
- 牛乳やヨーグルトなどの乳製品を取り入れている
- 甘いお菓子・ジュースは控えめにしている
- 塩分を控えるように意識している
- 体重の増加ペースを週ごとに確認している
5つ以上当てはまれば、かなり良いバランスです。もし3つ以下だった場合は、少しずつでも改善を始めてみましょう。
朝・昼・夜のおすすめの食べ方
1日の中でも、時間帯によって必要な栄養や体の状態は変わります。各食事ごとに意識したいポイントを紹介します。
朝食
- エネルギー補給を意識:ごはん or パン+たんぱく質+野菜スープ
- 水分をしっかりと:起きてすぐの白湯や常温の水
昼食
- 主菜をしっかり:鶏肉・魚などでたんぱく質を補う
- 外食時は「定食型」を選ぶとバランスがとりやすい
夕食
- 野菜と食物繊維を多めに:根菜スープや海藻サラダなど
- 消化の良いものを選ぶ:揚げ物よりも蒸し料理・煮物
「妊婦健診で体重を注意された」時の対策
「体重が増えすぎです」と言われると焦ってしまいますが、無理な食事制限はNGです。栄養を保ちながら調整するポイントはこちら:
- 間食はフルーツやナッツに置き換え
- ごはんの量を「軽く1膳」からスタート
- 調理法を見直す:揚げ物→蒸す・焼く
- 夕食後のおやつや夜食は控える
妊娠中の体重管理は「急に痩せる」ことよりも「急に増やさない」ことが大切です。
日々の食事記録をつけてみよう
食べたものを記録するだけで、自分の食事の傾向や偏りが見えてきます。
- 紙のノートやスマホアプリで「写真+メモ」を残す
- 主食・主菜・副菜の◯△✕をチェックする方法もおすすめ
- 1週間ごとに「よかった点・気になる点」を振り返る
記録を医師や栄養士に見せると、より具体的なアドバイスをもらえることもあります。
よくあるQ&A|妊娠中の食事の悩み
Q. 毎日同じようなものばかり食べてしまいます…
A. 問題ありません。数日単位でバランスを取れれば大丈夫です。1週間単位で食材の種類がある程度そろっていればOK。
Q. お菓子がやめられません
A. 1日1回まで、時間を決めて楽しむのがコツ。手作りや素朴な味のものに変えるのも◎
Q. 食欲が止まらず食べ過ぎてしまいます
A. 量ではなく「噛む回数」「ゆっくり食べる」「食物繊維を先にとる」などの工夫で満足感がアップします。
Q. 外食が多いのですが大丈夫?
A. 定食スタイルで主食・主菜・副菜がそろったメニューを。丼物だけ、パンだけは避けて。

医師に相談すべきケースとは?
以下のような場合は、自己判断せず医師に相談しましょう。
- 体重が急激に増減した
- 食べても吐いてしまう日が続く
- 便秘やむくみがひどく生活に支障がある
- 貧血が進んでふらつきがある
安心して出産を迎えるためにも、体と心の変化は遠慮なく伝えることが大切です。
まとめ|バランスよく食べることは赤ちゃんへの最高のギフト
妊娠中の食事は、赤ちゃんの成長とママ自身の健康を支える大切な要素です。
完璧を目指さなくても大丈夫。「少しずつ」「できる範囲で」整えていくことが、結果的に一番の近道になります。
今の食事に不安を感じたときは、この記事を振り返って、「どの栄養が不足しているか?」「どこを改善できそうか?」をチェックしてみてくださいね。
栄養と笑顔、どちらも大切にしながら、穏やかなマタニティライフを過ごせますように。
妊娠中に摂りたい葉酸サプリ
妊娠初期から後半、産後に必要な栄養素をしっかり補いたい方には、葉酸サプリがおすすめ。赤ちゃんの神経管の形成をサポートすると言われています。
妊婦の体を考えた食事
妊娠中は「赤ちゃんの成長」と「ママの体の維持」の両方を支えるために、普段よりも意識して栄養を摂る必要があります。妊婦さんの体と赤ちゃんを考えた、やさしい食事。







