【赤ちゃん2ヶ月の成長記録】笑顔・生活リズム・はじめての外の世界へ

生後2ヶ月。毎日の育児に少しずつ慣れてきた頃、赤ちゃんは新しい表情と反応を見せてくれるようになります。
「あれ?今、笑った?」「こっちを見てる?」「抱っこじゃなくても寝てくれたかも…?」
そんな、少しだけ心に余裕が生まれる2ヶ月目の赤ちゃんの変化と、ママ・パパの気持ちの変化を、体験と知識を交えてまとめました。
赤ちゃん2ヶ月|成長の目安と体の変化
- 体重:約4.5〜6kg
- 身長:約55〜62cm
- 授乳:3〜4時間おきに1日6〜8回(母乳・ミルク量増加)
- 睡眠:まとまって3〜5時間寝ることも増える
手足の動きがより活発になり、「寝ながら手を口に持っていく」「キックで布団がずれる」など、 自分の意思で体を動かすような様子が見えてきます。
また、うんちの回数が減ってくる子も多く、1日1回〜2日に1回になることも。 ミルクと母乳のバランスによって変わるので、焦らなくて大丈夫です。
表情・音への反応|笑顔と声が増えてくる!
赤ちゃんが「にっこり笑う」ことが増えてきたら、それは社会的微笑と呼ばれる反応です。
ママやパパの顔を見て笑う、話しかけると「あー」「うー」と返してくれる。 そうしたコミュニケーションが、赤ちゃんの心の発達にもつながっています。
この時期の特徴的な反応
- 顔を左右に動かして人を追視する
- 呼びかけに反応して音の方を向く
- ぐずっていても声がけで落ち着く
まだ視力は0.03〜0.05程度ですが、明るい色や動くものには反応しやすくなっています。 おもちゃを使うより、ママやパパの顔が“いちばんのおもちゃ”です。
生活リズムの変化|昼夜の区別が出てくる
2ヶ月目の赤ちゃんは、徐々に「夜は寝る、昼は起きる」というリズムが芽生え始めます。
もちろんまだバラバラですが、朝になったらカーテンを開ける、夜は部屋を暗くして静かに過ごす、 といった習慣が少しずつ効果を発揮してきます。
ママの声・環境の工夫でサポート
- 朝は「おはよう」の声かけ+自然光
- 夜は暗めの照明+静かな音
- 昼寝は明るい部屋でOK(夜との区別をつけるため)
生活リズムを意識することが、赤ちゃんの情緒や睡眠の安定にもつながります。
外気浴・お出かけデビュー|はじめての外の世界
1ヶ月健診を終えたあと、2ヶ月目には短時間の外気浴やお散歩を始めるママが増えてきます。
抱っこ紐やベビーカーで、近所を5〜10分歩くだけでもOK。 外の空気や太陽の光を浴びることは、赤ちゃんのリズムづくりと気分転換にぴったりです。
お出かけの注意点
- 風の強い日・寒暖差の激しい日は避ける
- 直射日光ではなく、日陰+帽子+ガーゼでガード
- 荷物は最小限(おむつ1枚+哺乳用品程度)
ママにとっても、外の空気を吸うことが心のリフレッシュになります。 「毎日じゃなくていい」「5分でも充分」──そう思えたら合格です。

ママの心と体の変化|焦りすぎないことが大事
出産から2ヶ月が経つと、周囲から「そろそろ落ち着いた?」「もう慣れた?」と言われることも。
でも、体はまだ完全には戻っていませんし、心も不安定な時期が続きます。
- 夜間授乳の疲れ
- ホルモンバランスの揺れ
- 「私って育児向いてないかも…」という自己否定
それでも、赤ちゃんが1日を無事に過ごしてくれたこと、今日も一緒にいられたこと。 その事実だけで、もう充分です。
ママが頑張ってるのは、赤ちゃんがいちばん知っています。
2ヶ月の育児であると便利なグッズ
- バウンサー(寝かしつけに活躍)
- 音が出るおもちゃ(ガラガラなど)
- 赤ちゃん綿棒(鼻・耳・おへそのケア)
- 授乳ケープ(外出時に)
- ベビー用爪やすり(深爪防止)
まだ「何が必要か分からない」時期でもありますが、 少しずつ赤ちゃんの様子を見ながら、育児の“快適度”を上げる工夫を試してみてください。
月齢シリーズリンク(0〜12ヶ月)
まとめ|2ヶ月目も「今日も生きてる」だけで100点
赤ちゃんの2ヶ月目は、心と体の成長がゆるやかに加速するタイミングです。
笑顔が増えたり、ぐずりが落ち着いたり、リズムが整ってきたり。 ママの気持ちにも“余白”が生まれてくる時期でもあります。
でも、完璧じゃなくていい。 疲れた日は泣いてもいいし、外出できない日があってもいい。
「生きてるだけで、今日もすごい」 そんな気持ちで、2ヶ月目を一緒に歩いていきましょう。

