妊娠中期・後期
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【重いつわり(妊娠悪阻)】つらいときの対処法と受診目安

【重いつわり(妊娠悪阻)】つらいときの対処法と受診目安
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妊娠初期のつわりは、多くの妊婦さんが経験するものですが、中には「水も飲めない」「体重が激減した」といった重いつわり=妊娠悪阻(にんしんおそ)に悩まされる方もいます。

この記事では、妊娠悪阻の症状・受診すべきサイン・自宅での対処法・医療機関での治療について詳しく解説します。


1. 「普通のつわり」と「重いつわり」の違い

通常のつわりは「気持ち悪い」「においがつらい」といった症状が出るものの、水分や食事がある程度とれ、日常生活がなんとか送れる状態です。

一方、妊娠悪阻は医療介入が必要な重症レベルで、以下のような特徴があります:

  • 1日に何度も吐く(食べても飲んでも戻す)
  • 水も受け付けない・尿がほとんど出ない
  • 体重が急激に減る(妊娠前より5%以上)
  • めまい・立ちくらみ・意識がぼんやりする

2. 受診が必要な症状・サイン

以下のような場合は、すぐに産婦人科に相談・受診をおすすめします:

  • 2日以上食事も水分も摂れていない
  • 体重が1週間で2〜3kg以上減少
  • 脱水のサイン(口の渇き・尿が出ない・皮膚の乾燥)
  • 強い頭痛・ふらつき・目の前が暗くなる

我慢しすぎると危険です。赤ちゃんのためにも、まずはママ自身の体を守ることが大切です。


3. 病院で行われる主な治療

  • 点滴による水分・電解質補給
  • ビタミンB1の補充(欠乏防止)
  • 必要に応じた入院管理

無理に食べさせようとせず、**「食べられる時に、少しずつでOK」**というスタンスが重要です。


4. 自宅でのケア|できること

  • 吐きやすい時間帯を記録し、避ける
  • 冷たい水分や氷をなめる
  • 暗く静かな場所でしっかり休む
  • パートナーや家族にサポートをお願いする

また、入院治療は悪いことではなく「必要なケア」です。自分を責める必要は一切ありません。


5. 妊娠悪阻は「病気」|一人で抱え込まないで

妊娠悪阻は甘えではなく、「医学的に治療が必要な状態」です。周囲の理解や、専門家のサポートを得ることが、回復への近道です。

つらいと感じた時は、ためらわず産婦人科へ相談しましょう


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ゆたぽん
ゆたぽん
妊娠・出産・育児体験ママ
私自身が第一子を授かるまでに妊活に悩み、不安な妊娠初期を乗り越えて、現在は3児の育児に奮闘中です。この経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する情報をできるだけわかりやすくを心掛けて発信しています。

妊娠で悩んでいる方、計画している方、頑張っている方が「安心した」「少し前向きになれた」と思っていただけるようなサイトを目指しています。
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