妊娠中の旅行はいつから行ける?注意点と持ち物リストを徹底解説

「出産前に、パパと2人で最後の思い出旅行がしたい」
「妊娠してるけど、温泉って入っていいの?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
妊娠中は体調の変化が大きく、不安も多いため、旅行に行くこと自体が大丈夫なのか、行くならいつがベストなのか悩むママも多いと思います。
今回は、妊婦さんが安心して旅行を楽しむための「行って良い時期」「避けたほうがいい時期」「温泉の入り方」「持ち物リスト」など、気になるポイントをすべて網羅した1ページにまとめました。
妊娠中に旅行はできるの?いつからいつまで?
基本的に、旅行に行けるかどうかは体調と医師の判断によります。
● 旅行におすすめの時期(安定期)
- 妊娠16週〜27週(妊娠5〜7ヶ月)
- つわりが落ち着き、お腹もまだ大きすぎず動きやすい
- 医師からの許可があり、経過が順調な場合に限る
● 旅行を避けるべき時期
- 妊娠初期(1〜15週):つわりや流産リスクが高い時期
- 妊娠後期(28週〜):お腹が張りやすく、早産のリスクあり
妊娠中でも温泉に入っていいの?
「妊娠中に温泉って大丈夫?」と心配になりますよね。
答えは、「基本的にはOK」。ただし条件があります。
● 妊婦さんにおすすめの泉質
- 単純泉:刺激が少なく、肌にやさしい
- 炭酸水素塩泉:保湿効果があり、肌の乾燥予防にも◎
● 注意すべき泉質・ポイント
- 硫黄泉や酸性泉:刺激が強く、体質によっては肌荒れや子宮収縮のリスクも
- 高温の湯(42℃以上):のぼせ・血圧上昇の恐れあり
- 不特定多数が入る共同湯よりも、貸切風呂・家族風呂がおすすめ
妊婦旅行で気をつけるポイント
- 必ず医師の許可を得る(健診時に相談)
- 旅行先は「自宅または産院から2〜3時間以内」がおすすめ
- 無理な観光は避け、ホテルや旅館でのんびり滞在型に
- トイレ休憩をこまめに(2時間おき目安)
- 移動は車・新幹線など、身体に負担の少ない手段で
- 万が一に備えて「母子手帳・保険証・かかりつけ医の連絡先」を携帯
- 雨の日・滑りやすい場所・急な階段などは避ける
- 食事や水分は小分けにしてこまめにとる
妊婦旅行におすすめの持ち物リスト
- 母子手帳・保険証・診察券
- 妊婦帯(腹帯)・腹巻き
- マタニティウェア(冷えない・締め付けない服)
- 着圧ソックス・スリッパ
- 常備薬・頭痛薬・胃薬(医師に相談)
- 使い慣れた抱き枕やリラックスグッズ
- タオル・ウェットティッシュ・ティッシュ
- 飲み物(ペットボトル)・軽食・おやつ
- スマホ・充電器
- カイロ・ブランケット(冷え防止)
出産前の「最後の2人旅行」だからこそ大切にしたい
赤ちゃんが生まれたら、なかなか夫婦2人の時間は取りづらくなります。
だからこそ、妊娠中の旅行は「最後の2人きりの思い出作り」として、特別な時間になります。
無理はせず、ママが笑顔で過ごせる範囲で、夫婦でゆっくりとした旅を楽しんでくださいね。
まとめ
妊娠中でも、正しい知識と準備があれば旅行は可能です。
ポイントは「医師に相談」「無理をしない」「近場でゆっくり」。
体調の変化に合わせて、旅先でも心地よく過ごせるように計画することが大切です。
赤ちゃんとパパと、家族になる前のかけがえのない時間を楽しんでください。
