妊娠中の便秘がつらい…原因と解消法まとめ

妊娠中はホルモンの影響や子宮の変化によって、便秘になりやすい時期です。
「数日出ない…」「お腹が張って苦しい…」そんな悩みを抱える妊婦さんも少なくありません。
この記事では、妊娠中の便秘の原因や、自宅でできる安全な解消法、市販薬の注意点、病院に行くべき目安などをやさしく解説します。
なぜ妊娠中は便秘になりやすいの?
妊娠中に便秘になる原因には、次のようなものがあります。
- ホルモンの影響:プロゲステロン(黄体ホルモン)が腸の動きを抑える
- 子宮による圧迫:大きくなった子宮が腸を圧迫し、排便しづらくなる
- 運動不足:妊娠中は体を動かす機会が減りがち
- 水分不足や食物繊維の不足:便が固くなりやすい
妊娠中でもできる便秘の解消法
薬に頼る前に、まずは生活習慣を見直してみましょう。
- 水分をしっかりとる:1日1.5~2リットルが目安
- 食物繊維を意識する:さつまいも、バナナ、納豆、わかめ、きのこなど
- 軽い運動を取り入れる:散歩やストレッチなど無理のない範囲で
- 発酵食品をとる:ヨーグルト、味噌汁、キムチなど
市販の便秘薬や漢方は使っても大丈夫?
妊娠中は自己判断での薬の使用は避けましょう。便秘がつらいときは、必ず産婦人科で相談を。
処方されることがある薬の例:
- 酸化マグネシウム(便をやわらかくする)
- ラキソベロン(刺激系の便秘薬。医師の管理下で)
漢方薬も妊婦に処方されることがありますが、市販品は避けましょう。
こんな症状があるときはすぐ病院へ
- 便が数日まったく出ていない
- お腹の痛みが強い
- 出血や激しい張りがある
妊娠中の便秘はただの不快感では済まないこともあります。自己判断せず、症状がつらいときは病院に相談しましょう。
便秘対策におすすめの食材と飲み物
- 食材:ごぼう、ひじき、寒天、さつまいも、オートミール
- 飲み物:たんぽぽ茶、ルイボスティー、白湯
冷たい飲み物よりも、温かいものの方が腸の動きが促されやすくなります。
妊娠中の便秘に悩んだ私の体験談
妊娠中に便秘が続いてしまったとき、こんな工夫で乗り切りました:
- 毎朝コップ1杯の白湯を飲む
- 朝食にヨーグルト+オリゴ糖
- ウォーキングを20分だけ取り入れる
私の便秘体験について詳しくはこちら👇
妊婦さんにおすすめ!プルーンで便秘&鉄分対策
プルーンは妊娠中の便秘に効果が期待できるだけでなく、鉄分や食物繊維、カリウム、ビタミンB群など、妊婦さんにうれしい栄養がたっぷり含まれています。
特に妊娠中の貧血対策や腸内環境のサポートに役立つため、間食や朝食に取り入れるのがおすすめです。
そのまま食べるドライプルーンだけでなく、ヨーグルトに混ぜたり、プルーンジュースで手軽に取り入れるのも◎
毎日少量をコツコツ続けることで、便秘予防にもなりやすく、薬に頼る前の自然な対策としても人気です。
まとめ|便秘は我慢せず、まずは生活から見直して
妊娠中の便秘は、多くの妊婦さんが経験するものです。
まずは水分・食事・運動を意識し、それでも改善しないときは病院に相談するのが安心です。
つらい症状に悩まないためにも、早めの対策を心がけましょう。