パパはなぜ理解不能?妊娠中に知っておきたい「謎の男性脳」の攻略本

妊娠が分かって喜んでくれたパパ。パパになったんだよ。
でも、つわりが始まり、体調が悪く、体が思うように動かないママに、悪気のない一言
「なんか、このまま家事をしなくなりそう」
「えっ!?つわりで辛いのに、苦しくて、食品の臭いを嗅ぐと、つわりが始まる「臭いつわり」なのに、なんでそんな言い方するの?」
苦しんでるママに対して、ポロリと吐いた言葉が、ママを傷付けてるなんて気付かないパパ。
つわりで辛いし、家事は出来ないし、食べると吐いてしまう、思うようにならないママは、心の中で泣いてしまう。
「男性は、パパになった実感はいつなの?」
ママは、体調の変化で妊娠を実感し始める。でも、パパは他人事?妊娠したと喜んでくれたけど、パパの赤ちゃんが、ママのお腹の中にいるって、すごい事なんだよ。
ママは、赤ちゃんを胎内で育てて頑張っているのに、スマホゲームに夢中なパパ、友達と飲みにいってしまうパパ、パパはどうしてそんなに自由なの?独身気分が抜けないの?
それは、女性脳と男性脳の違いが大きく関係しているのです。この記事を読めば、パパの事や、男性脳を理解して、パパを攻略する方法が見付かります。
- 男性脳 vs 女性脳|妊娠に対する“認知の違い”
- よくあるパパの謎行動5選+その心理
- なぜ優しい言葉が響かない?“快進の一撃”が必要な理由
- 攻略法①:「目的思考」な男性には“任務”として伝える
- 攻略法②:「察する」は通じない。だから“明確に伝える”
- 攻略法③:ママのストレスを減らす「心の切り替え術」
- 結論:ママは強くなる。でも、もう少しラクしていい。
- パパのあるある体験談:理解されない悲しみと、パパ目線の気付き
- パパの“ズレた対応”に泣きたくなる夜もある
- 本当は怒りたいんじゃない。“分かってほしい”だけ
- でも本当はママだって全部、分かってるんです
- パパはそれが“わからない”。それが男性脳
- ママは“割り切る技術”を身につけてもいい
- 赤ちゃんはママの感情にも敏感です
- ママからパパへ、そっと伝えたい魔法のひと言
- まとめ:夫婦って、すれ違って、笑って、また歩き出すもの
男性脳 vs 女性脳|妊娠に対する“認知の違い”
実はこのギャップ、脳の仕組みによる“違い”が大きく関係しています。
女性脳は、ホルモン変化によって妊娠を早くから「自分ごと」として受け止めます。心も体も、徐々に“母親”に向かって動き始めるのです。
一方で男性脳は、「見えるもの」「具体的なもの」への認識力が強く、逆に“目に見えないもの”への実感が湧きにくい傾向があります。
つまり、お腹がふくらんでくるまで、パパは本当に「何もわからない」のです。
悪気ではなく、「想像ができない」「感じにくい」構造の違い。
この“脳のすれ違い”が、妊娠初期のイライラを生み出していたのかもしれません。
よくあるパパの謎行動5選+その心理
ここで、妊娠中にありがちな“謎すぎるパパの行動”とその裏にある心理を攻略してみましょう。
- ゲームばかりしてる:現実逃避+タスク切替が苦手
- 無言でソファに沈む:「話す」より「黙る」で処理しようとする
- ママのつわりに無反応:「どうしていいかわからない」→固まってる
- 友人との飲み会を断らない:妊娠中=変化したと気づけてない
- 掃除・家事がまったく進んでいない:「指示がなければやらない脳」発動中
…とまあ、腹立たしい行動のオンパレードですが、ほとんどが「意識して悪気があるわけではない」のがやっかいなところ。
言われないとわからない。言っても忘れる。言い方を変えても通じない。
でも、ここで爆発する前に…ちょっとだけ男性脳の“攻略法”をインストールしてみませんか?
なぜ優しい言葉が響かない?“快進の一撃”が必要な理由
ママがつわりで苦しんでいても、静かに横たわっていても、パパは意外と「気づいていない」ことがよくあります。
それは鈍感というより、男性脳の“通知機能”がオフになっているから。
例えば「食器洗ってくれる?」と柔らかく言っても、「今じゃなくても良いよね」と受け取られる。
だから、ママは次第にイライラし、つい「なんで今すぐやらないの!?💢」と“快進の一撃”を食らわせる羽目に…
実はこれ、男性脳の「処理スピード」と「感情の処理ルート」が違うことが原因。
男性は一つのことに集中しやすい“シングルタスク脳”。
感情よりも“行動”で理解し、“言語”は「命令形・結論型」が伝わりやすいのです。
つまり、「やってくれると助かる」より「これを今、お願い!」の方が伝わる。
優しさではなく“明確さ”が大切なんです。
攻略法①:「目的思考」な男性には“任務”として伝える
男性は「目的」が明確であると、驚くほど力を発揮します。
逆に、「気を利かせて」と曖昧な指示を出されると、フリーズします。
そこでおすすめなのが、“任務形式”で伝えること。
- 「ミッション:赤ちゃんの肌着を3種類調べておくこと」
- 「作戦名:お風呂掃除完了でママが笑顔に」
ふざけているように見えて、実はこれ、男性の“指示理解回路”にスッと入るやり方。
仕事のように“明確な目的と評価”があると燃えるのが、男性脳の不思議です。
攻略法②:「察する」は通じない。だから“明確に伝える”
ママは「これぐらい言わなくても分かってよ…」と思いがちですが、残念ながらそれは通じません。
察する機能が薄い男性脳にとって、“明確な言葉”がなければ「情報なし」と同じ扱いになります。
感情や空気を読む力では、女性脳が圧勝。だからこそ、パパには「具体的に・短く・明るく」が最強。
NG例:「今日は体調悪いから、できれば…」
OK例:「今日はお皿洗って!今すぐお願い!」
言った自分が「悪者」に思えても、それで家庭が回るならOK。
攻略法③:ママのストレスを減らす「心の切り替え術」
何度言っても通じない。変わらない。期待すると疲れる…
だからこそ、ママ自身の“受け取り方”も少し変えてみると、ストレスがぐっと軽くなります。
- 1)一回言ったら、あとは期待しない
→リマインダーやLINEで済ませてOK。繰り返すと疲れるのはママの方。 - 2)美味しいもので気分転換
→ケーキ、アイス、お気に入りのドリンクは“瞬間浄化アイテム” - 3)思い切って外出 or ひとり時間
→ママの心に風を通す“心の換気”でイライラ解消
パパは変わらなくても、ママが「どうでもいいや」と思えた時、それが勝利です。
結論:ママは強くなる。でも、もう少しラクしていい。
妊娠を機に、ママはどんどん「母の顔」になっていきます。
でも、本当は不安もあるし、泣きたい夜もある。
そんな時、パパの無神経なひと言に傷つくこともあるけれど…
それでも、ママばかりが頑張らなくていい。
期待を手放すことは、心を守る最強の方法です。
パパのあるある体験談:理解されない悲しみと、パパ目線の気付き
妻が妊娠したと聞いた時、正直言うと「へぇ、そうなんだ…」くらいの反応しかできなかった。
もちろん嬉しかった。でも、頭では理解しても、心が追いつかない。
お腹がまだ目立たない初期は、つわりで苦しんでいる妻を見ても「風邪かな?」くらいの感覚だった。
ある日、「あなたは父親になるってことを全然分かってない」と泣かれた。
その時、初めて気づいた。
「わからない」と「わかろうとしていない」は違う。
自分はただ、怖くて逃げていただけだった。
そこから意識して、「大丈夫?」「今何がつらい?」と聞くようになった。
答えが返ってこなくてもいい。ただ「気にしてるよ」と伝えたかった。
今思えば、妊娠しているのは妻だけじゃなく、夫婦の関係も“生まれ変わる時期”だったんだと思う。
ママを守るのは、自分しかいない。そのことに気づくのが、パパの第一歩。
パパの“ズレた対応”に泣きたくなる夜もある
「気づいてくれた…!」と思ったら、それ違う。
つわりで寝込んでるママに、カレーを作ってくれたパパ。
…ありがとう。でも、今はカレーの匂いが地獄なんです。
「がんばってるね」と言ってほしかったのに、「今日はちゃんと寝れたの?」だけ。
やっと時間を作ってくれたと思ったら、スマホ片手に「あ、聞いてるよ」…
パパは、決して悪気があるわけじゃない。
でも、なぜか“ママが求めてる対応”と“パパがやること”がズレている。
その「ちょっとしたすれ違い」が、ママがパパに対しての不満が増えて、ある時、ママを悲しい気持ちにするのです。
本当は怒りたいんじゃない。“分かってほしい”だけ
怒ってるママの裏には、いつも「分かってほしい」がある。
「大丈夫?」「今日は体調どう?」「いつもありがとう」——
そのたった一言があれば、ママは泣くほど救われる。
なのに、なぜかその一言がない。
パパはスマホ。ママは赤ちゃんと孤独の中。
そうなると、もう爆発寸前。「あたしだって頑張ってるのに!!!」
でも本当はママだって全部、分かってるんです
パパが仕事で疲れて帰ってきてることも、
家族のために頑張ってることも、
わかってる。ママはちゃんと、全部見てる。
でも、それでも……やっぱり、「かまってほしい」んです。
妊娠中って、孤独で不安で、見た目の変化もあって、自信もなくなる。
そんな時、ママの話を聞いてくれるだけでも、ママの体を気遣ってくれるだけでも、ママは幸せな気持ちになるのです。パパが話を聞いてくれるだけで、不安が解消されるのです。
それだけ、パパを頼りにしているという事。
パパはそれが“わからない”。それが男性脳
パパは「言われないとわからない生き物」だし、「言われても忘れる生き物」だったりします。
それに感情よりも「結果重視」「目的優先」なので、「気遣い」を“感情タスク”として処理できない。
だから、ママの「かまって」「大丈夫?って言って」が伝わらない。
それって、もう仕方ないと思った方が早い。
ママは“割り切る技術”を身につけてもいい
「もう、パパには期待しない」って思えたら、世界が少し優しくなります。
期待しないと、怒る理由も半分になる。
その代わりに、ママは“自分の楽しみ”を見つけていいんです。
- 甘いものを買って帰る日を作る
- 赤ちゃん服を見にひとりでプチお出かけ
- 推しドラマの時間は「ママの神聖なひとり時間」
「もう!ムカつく!」って思った瞬間、スマホのフォルダを開いて、お腹の赤ちゃんのエコー写真を見て深呼吸。
「この子のために、今は怒るより、笑っとこ」って思えるかもしれません。
頑張ってる自分に、ご褒美の時間を作りましょう。
赤ちゃんはママの感情にも敏感です
妊娠中のママが怒ったり悲しんだりする時、赤ちゃんはお腹の中で“ぐにゅっ”と反応します。
それは、ママの感情がホルモンを通じて伝わっているから。
だからこそ、怒らせるパパより、「ご機嫌でいてくれるママ」が赤ちゃんの一番の安心なんです。
ママからパパへ、そっと伝えたい魔法のひと言
「今日はありがとう」
たったそれだけで、パパは翌日ちょっと優しくなったりします。
本当は、こっちが言われたいのにね。
でも、パパって「感謝されると調子に乗る」生き物だから。
それを使わない手はないです。うまくのせて、転がして、家事も育児も分担していきましょう。
あなたはもう、“家族運営”のプロですから。
まとめ:夫婦って、すれ違って、笑って、また歩き出すもの
パパって、理解不能。でも、ちょっと知れば可愛い。
イライラする日も、泣きたくなる日もあるけど、それはママが毎日がんばってる証拠です。
すれ違いをゼロにすることはできなくても、「まぁ、こんな生き物なんだな」と知るだけで、ちょっと心がラクになります。
攻略本の最後に、ひとこと。
ママ「パパ、いつもお仕事頑張ってくれて、ありがとう。パパが、頑張ってくれるから、ママも頑張れるんだよ。家族の為に、いつもありがとう。」
パパ「ママ、いつも頑張ってくれて、ありがとう。妊娠は、男性には出来ない大仕事。いつも、赤ちゃんの為に頑張ってくれてありがとう。」
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