【出産体験記】陣痛・分娩・赤ちゃんとの対面…3児ママが正直に語るはじめての出産のリアル
10ヶ月目は陣痛のサインに毎日ドキドキしながら、入院バッグの最終確認と赤ちゃんのお迎え準備を整えた時期でした。そしていよいよ、その日が来ました。
陣痛が始まり、病院へ向かい、分娩室で赤ちゃんと対面した瞬間のこと。痛かったこと、怖かったこと、そして生まれた瞬間に感じた気持ち。3児のママ・ゆたぽんが、シリーズ最後の記事に正直に書きました。
これを読んでいるあなたが、もうすぐ赤ちゃんに会う日を迎えるプレママさんでも、出産を終えたばかりのママさんでも。この記録が、少しでも寄り添えますように。
夜中に目が覚めた…あの痛みが「本物の陣痛」だった
妊娠39週の夜中、いつもとは違う下腹部の痛みで目が覚めました。「また前駆陣痛かな」と最初は思っていたのですが、今回は違いました。痛みが引いても、また来る。引いても、また来る。そしてだんだん間隔が短くなっていく。
「もしかして、本物だ。」と気づいた瞬間、心臓がバクバクしました。夫をそっと起こして、「たぶん始まった」と伝えたとき、二人でしばらく無言になったのを覚えています。
陣痛の間隔が10分を切ったところで病院へ電話。「来てください」と言われ、夜中の3時に準備していた入院バッグを持って出発しました。あの夜の車の揺れと、窓の外の暗い景色は、今でも鮮明に覚えています。
臨月に入ってから「陣痛かも?」と感じた夜が3回ありました。最初の2回は前駆陣痛で帰宅。3回目が本物でした。「また違うかも」と思っても、迷ったら電話する。それが正解だと思います。

入院バッグを準備しておいて、本当によかった
出発するとき、入院バッグは玄関に置いてありました。10ヶ月目に入ってから「いつ来てもいいように」と準備を整えていたので、夜中でもすぐに動けました。
入院バッグの中身は大きく分けて「ママ用」と「赤ちゃん用」。陣痛中に必要なものと、産後の入院生活で必要なものを分けて袋に入れておいたのが正解でした。あのバタバタした夜中に「あれどこだっけ?」とならなくて本当によかった。
出産準備チェックリストは出産準備チェックリスト完全ガイドにまとめています。臨月に入る前に一度確認しておくことをおすすめします。
陣痛の痛みは、想像の3倍だった
正直に書きます。陣痛は、想像していた痛みの3倍くらいありました。「痛い」という言葉では足りないくらいの感覚。波のように押し寄せてきて、ピークの間は何もできなくて、ただ呼吸することしかできない。
病院に着いてから分娩室に入るまで、助産師さんがずっとそばにいてくれました。「呼吸して、上手よ」と声をかけてもらうたびに、少しだけ落ち着けました。夫も手を握ってくれていて、あの手のぬくもりは今でも忘れられません。
陣痛の間隔が2〜3分になり、「もうすぐですよ」と言われてからは、痛みより「会いたい」という気持ちが強くなりました。「赤ちゃんに会いたい」という気持ちが、本当に力になるのだと、このとき初めてわかりました。
陣痛のピークで「もう無理」と思ったとき、お腹の赤ちゃんに話しかけていました。「もうすぐ会えるね」「一緒に頑張ろう」って。声に出すと、なぜか少しだけ楽になりました。ひとりじゃないんだって感じられて。

生まれた瞬間のこと、一生忘れない
産声が聞こえた瞬間、涙が止まりませんでした。「泣かないようにしよう」なんて思っていたのに、気づいたら声を上げて泣いていました。
生まれたばかりの赤ちゃんをお腹の上に乗せてもらったとき、その小さくて温かい重みが、何ヶ月もの不安や怖さをぜんぶ溶かしてくれた気がしました。
赤ちゃんの体重は3,378g、身長50cm。小さな手足、ぎゅっと閉じた目、産声のかすれた声。全部が奇跡みたいで、ずっと眺めていたかった。
「この子を守ろう」という気持ちが、そのとき自然に湧いてきました。ママになったんだな、と実感したのは、この瞬間でした。
夫は分娩室で立ち会ってくれました。普段あまり感情を表に出さないのに、生まれた瞬間に泣いていて。そんな夫を見て、また泣いてしまいました。2人でわんわん泣きながら「おめでとう」って言い合ったこと、一生の宝物です。

産後すぐは、思った以上に体が動かない
出産を終えた直後、達成感と疲労感が同時に押し寄せてきました。体が重くて、起き上がるだけで精一杯。「あんなに大変だったのに、まだ大変なの?」と思いましたが、これが産後の正直なリアルです。
入院中は、助産師さんや看護師さんがサポートしてくれたので安心でした。ただ、退院後の自宅での生活が想像以上に大変でした。赤ちゃんのお世話をしながら、自分の回復もしなければならない。
だからこそ、妊娠中に家の環境を整えておくことが大切だと感じました。妊娠マップでは各月ごとにやるべきことをまとめているので、産後の準備にも参考にしてみてください。
産後の生活で「やっておいてよかった」と思ったこと3つ
実際に産後を経験して、妊娠中にやっておいて本当によかったと感じたことを3つ挙げます。
1. 宅配・ネット注文の活用を習慣にしていた
妊娠後期から重い荷物を持たないために宅配食材や日用品のネット注文を使い始めていました。産後もそのまま継続できたので、外出が難しい時期に非常に助かりました。おむつやミルクなどかさばるものを宅配にしておくと、産後の負担がぐっと減ります。

2. 赤ちゃんのグッズを産前にそろえていた
ベビー服、おむつ、哺乳瓶、チャイルドシートなど、出産準備チェックリストを参考にして動けるうちに揃えました。産後は本当に何もできないので、事前準備に越したことはないと実感しています。

3. 出産費用・給付金の手続きを調べていた
出産育児一時金や育児休業給付金など、もらえるお金の手続きを妊娠中に調べておいたことで、産後のバタバタした中でもスムーズに動けました。育児マップに産後のお金や制度についても情報をまとめています。

産後1週間は、赤ちゃんのお世話をしながら自分の体の回復もしなければならない。正直、妊娠中よりしんどかった。それでも赤ちゃんの顔を見るたびに「頑張れる」と思えた。あの感覚は、ぜひあなたにも体験してほしいと思います。

出産はゴールじゃない。本当のスタートはここから
妊活から始まり、つわり、検診、体の変化、臨月のドキドキ、そして出産。長いようで、振り返るとあっという間でした。
出産を終えて思うのは、「終わった」という達成感よりも、「ここからが始まりだ」という気持ちの方が大きかったということ。赤ちゃんとの生活は、喜びも大変さも、予想をはるかに超えています。
それでも、3人の子どもを育てて今思うことは、どの瞬間も「取り返しのきかない宝物」だったということ。大変だった夜泣きも、うまくいかなかった授乳も、今となっては全部が愛おしい記憶です。
これからママになるあなたへ。怖くても大丈夫です。不安でも大丈夫です。赤ちゃんはちゃんと来てくれます。そして、会った瞬間に「ああ、この子のために頑張れる」と心の底から思えるはずです。
よくある質問(Q&A)
Q. 陣痛が来たら、まず何をすればいいですか?
Q. 前駆陣痛と本陣痛の違いは何ですか?
Q. 入院バッグには何を入れておけばいいですか?
Q. 立ち会い出産はした方がいいですか?
Q. 産後はどのくらいで体が回復しますか?
Q. 出産後に必要な手続きは何ですか?
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